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炭窯づくりプロジェクト報告1〜準備編

平成27年11月から始まった炭窯づくりプロジェクトの概要を報告します。

このプロジェクトは、岩手県内に急速に広がる「松枯れ(松食い虫)」の被害拡大を防ぐため、遠野地域の松を、ただ枯らすのはもったいない。そうだ、炭に焼こう!という趣旨のプロジェクトです。炭窯を作れる古老も少なくなって来ている事から、今回は体験会を企画して、炭窯造りの技術の伝承も目的としました。

炭窯を作る場所は、当初は松枯れ最前線の宮守地区を検討しましたが、その後のメンテナンスなどのことも考え、遠野エコネットの活動拠点となっている遠野・薪の駅の作業小屋の一画を利用することにしました。

 

炭窯を作る前の小屋。
 

11月9日、体験会の前に、エコネットスタッフによる本格的な炭窯造りが始まりました。
 

炭窯づくりには多くの杭が必要。間伐材を利用して、杭を作ります。
 

杭は一本一本、丁寧に皮をむきます。
 

打ち付けた杭に、炭窯の外枠となる板を固定します。この板も間伐材を利用した板です。
 

防腐処理のため、外枠の板を塗装しました。
 

炭窯をつくる場所を描きます。これは「岩手窯」というスタイルの炭窯です。直径225㎝の大円と直径150センチの小円を描きます。炭窯の奥行きが300㎝になります。
 

これが「岩手窯」の平面図です。窯の奥には煙突がつきます。
 

炭窯の場所を60㎝掘り下げます。これは、炭窯の湿気を防ぐための暗渠を入れるためです。
 

小屋内部の地面はとても硬く、石も多く出て、穴掘りは重労働でした。
 

やっとのことで、穴を掘り終えました。手前が焚き口になります。
 

穴を掘った所に、暗渠用の丸太(間伐材)を並べます。
 

暗渠用の丸太は、縦に間隔をあけて並べ、その上に横方向に隙間を空けずに並べます。ここまでをスタッフで準備。後は、11月16日以降の体験会の参加者と炭窯づくりの作業を行うことにしました。
 

体験会の前に、炭に焼く松材を運び出します。場所は、近年松枯れが拡大している遠野市内の宮守町の山林。軽トラックで5台ほど運びました。
 

10トンダンプ2台分の炭窯用の粘土が運ばれてきました。これは、遠野市内で瓦を焼くために使われていた粘土です。
 

附馬牛町の炭窯跡から、焼き土もいただき運びました。この焼き土が、窯造りには一番良いのだそうです。
 

瓦用の粘土と焼き土を混ぜ合わせて団子を作り、何度か炭で焼いて炭窯造りに適しているかどうかを確認します。真っ赤になるまで粘土を焼き、冷めてから、粘土を目の高さから落として、その割れ具合を見て判断します。粉々に割れる粘土は、炭窯造りには不向きで、大きな塊に割れれば、まず大丈夫とのことです。
 

瓦用の粘土に焼き土を3分の1の割合で混ぜたものを、落とした写真。まずまずの塊だったので、これで良しという判断になりました。いよいよ、炭窯づくりが始まります。
 

 

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